
昨日は、アイバーソン(ペットの蛇)に餌(冷凍鼠)をあげた。
普段は、それはもうほんとうにゆっくりのんびりとしか動かないのだが、
捕食する瞬間だけは、驚くほどの速度と力感を見せ、鼠に絡みつく。
解凍された鼠は当然のことながら死んでいるのだが、
彼の自己満足のためかひとしきりその長い胴体で締めつけたあと、
必ず頭から、ゆっくりと丸呑みし始める。
多少スプラッタな姿ではあるが、私自身はもう見慣れたものだ。
食事中の写真もあるが、ちょっとまあ、なんだ。
食欲が満たされた後は、上の写真のように、
蓋に胴体の一番太いところより一回り大きい穴が穿たれた丸いタッパーに、
自ら非常に行儀よく収納される。
タッパーには、彼が入っても水が溢れない程度の水を入れている。
蓋を開け放つのではなく、穴を開けているのは、
彼が水浴びしても、周囲に水が飛び散らないようにするためだ。
頭から水に入った彼は、水中をゆっくりとタッパーの縁に沿ってぐるぐる周りだす。
それにつれて、彼の長い胴体はするすると水に引き込まれていく。
尻尾の先まで水に漬かりきってから、ちょこんと首だけをタッパーから出し、
そこでほとんどの活動を停止する。
写真はそんな時のものだ。
私は、彼が非常に満足しているのだと判断している。
しかし、
彼の表情は無表情としか言いようが無い。
写真のものより一回り小さいタッパーを使っていた時は、
首を出す隙間が見つからなくてそのまま窒息死するのではないかというぐらい、
ぎちぎちだった。
上の写真でも十分ぎちぎちに見えるかもしれないが、
それでも幾分か余裕があり、
以前のように、
首を出す隙間が見つからなくて水中を四苦八苦する彼の姿を見ることはできなくなった。
もちろん、本当に四苦八苦しているかは分からない。
なぜならそんなときでも、
彼の表情は無表情としか言いようが無い。
たまに出たり入ったりするようだが、
就寝前、起床後、帰社後、いつ見てもタッパーに収納されている日もある。
それ以外は、大抵、ただだらりとして、たまに気付いたように舌を出す。
まことに変化の無いペットだ。
あまりに美しく収納されているので、
このままタッパーごとレンジに入れて、
ダシのひとつでも取りたくなってしまう。
そのダシをどうするのかは、あまり考えたくない。
へびのいる生活は、
こんな感じで、その姿と同様に抑揚無く続いていく。
*istD +TAMRON SP AF28-75mm F/2.8 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO