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2006年 07月 05日
気持ちがザワザワしているのは、
見送ることを決めたはずのK100Dに、
いまだに心を揺さぶられているから。
先週末、ペンタックスフォーラムでK100Dを初体験。
雑駁な感想を垂れ流す。
ちょっと分厚くなった本体だが、重さは気にならない。
っていうか、付けるレンズで決まる話だから、SR搭載の重量増なんて、
そもそも誤差範囲。
FA★200mmF2.8をひっつけて、
手ブレ補正をオンオフ切り替えながら何枚か取ってみたんだけど、
効果のほどは背面液晶では正直よく分からんかった。
シャッター音は、*istDs以降に近い感じ。
ま、しょうがないか。
すくなくとも、ミラーショックはよく抑えられていそうだ。
でも、*istDのシャッター音のほうが、やっぱりいいよなあ。
グリップの形状は、*istD、*istDsよりもしっくりきた。
Z-1pには負けるけどね。
比較的手の大きい私には、あともうちょっと大きいほうがいいようだ。
ファインダーは明るい。明るいからいいってわけじゃないけど、
覗いてすぐガッカリ、ってことはなさそう。
でも、すぐペンタプリズム搭載機が出たら、やっぱりガッカリだろうね。
驚異的な値段だけど、そんなにチープさは感じなかった。
Pentaxらしく、至極真面目に作っている感じ。
手に入れたとしても、
あんまり驚いたり、ワクワクしたりはなさそうだけど、
ちょっとずつ、じんわりと愛着を感じていきそうな、
そんな気がする。
ソニーとパナソニックの参入第一弾機種と発売時期がカブるのは、
ちょっと不幸なことなのかもしれないけど、
大メーカーの新規参入で初めてデジタル一眼レフに目が向いた人が、
よくよく調べた結果Pentaxに流れてくる、そんなことがあるかもしれないので、
逆にグットタイミングなのかもしれない。
懐かしい話を思い出したのだが、
私は、
Kissデジタルの発売がきっかけで一眼レフに興味を持って、
触ってみたら、ちょっと失望して、
背伸びしてD100か10Dにしようかなと思ったのだけれど、
気づいたら、*istDを買っていた。
シャッター音と本体の塊感に惚れたのだったと思う。
正直言って、性能面ではやっぱりCanonが一番で、
高感度ノイズとAF速度(動体に対する追従性)に関しては
心底うらやましいと思っているのだけれど、
でも、なんだか、Pentaxで全然後悔していない。
まあ、
こんなにカメラにはまっちゃったのは、Pentaxにしたからだろうなぁ
とは、思っている。
良いことか、悪いことかはよくわかないが、
でも、*istDを手にしてから今まで、ずっと楽しかった。
これだけは間違いない。
・・・うーん。
中級機まで待つべきかなぁ、でもK100Dもほしいなぁ
心がザワつく。
*ist D + Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
by backseatofmycar
| 2006-07-05 19:59
| Tessar50mmF2.8